NVIDIAの「DLSS 4」が話題ですが、AMDの「FSR 4」もなかなかやりますよ!どうやら、画像のブレを減らし、遠くの景色までクッキリ見えるようになったみたいです。
ただし、フレームレートは少し下がるみたいなので、そのあたりはトレードオフ。とはいえ、価格の面ではAMDの新GPUがかなり魅力的で、コスパを考えると「ちょっと待って、こっちのほうが良くない?」となるかもしれません。
果たして、ゲーマーたちはどっちを選ぶのか?最新情報をチェックしていきましょう!
AMDのFSR 4 vs. NVIDIAのDLSS 4 ー どっちがスゴイ?

ゲーマーなら誰もが気になる「画質 vs. フレームレート」の戦い。NVIDIAの「DLSS 4」とAMDの「FSR 4」、どっちがスゴイのか気になりますよね?結論から言うと、どちらも進化していますが、それぞれに強みと弱みがあります。
DLSS 4は、NVIDIAの最新技術「トランスフォーマーモデル」を活用し、前作よりもさらに高精細な映像を実現。特に動きの激しいシーンでも映像のブレを最小限に抑えるのが強みです。ただし、これを使うにはRTXシリーズのGPUが必要で、対応モデルも限られています。
一方、AMDのFSR 4は「画像の安定感」に力を入れたアップスケーリング技術。遠くの景色までくっきり映し出し、動きの速いオブジェクトの「残像(ゴースティング)」を大幅に改善しました。ただし、FSR 4は新しいRDNA 4シリーズのGPU専用になっており、今のところ旧モデルでは使えません。
性能面ではDLSS 4が一歩リードしているものの、AMDのFSR 4もかなりいい線をいっています。特に価格の面ではAMDの新GPUが強力な選択肢になりそうです。どちらを選ぶかは「最高の画質」を求めるか、「コスパ重視」でいくかによって決まりそうですね。
画質の安定感アップ!FSR 4の進化ポイントとは
AMDの新技術「FSR 4」が話題になっていますが、何がそんなにスゴイのでしょうか?ポイントは「ゴースティングの改善」と「遠景のクオリティ向上」です。
ゴースティングとは、ゲーム内で動くオブジェクトの残像が消えずに残る現象のこと。これが発生すると、素早く動くキャラクターや車の後ろに影のようなものが残ってしまい、ちょっと違和感がありますよね。FSR 3ではこの問題が目立っていましたが、FSR 4では大幅に改善。特に「パフォーマンスモード」でも、よりクリアな映像を楽しめるようになっています。
また、FSR 4は遠くのオブジェクトの描写力も強化されました。今までのFSRでは、遠景のディテールがぼやけることがありましたが、FSR 4ではより自然でハッキリとした映像に。オープンワールドゲームなどでは、この違いがかなり大きく感じられるはずです。
ただし、FSR 4にも弱点はあります。例えば、パフォーマンスモードでのフレームレートが、FSR 3よりも5〜10fpsほど低下することが報告されています。とはいえ、画質の向上を考えれば、このトレードオフは許容範囲といえるでしょう。
AMDは「価格と性能のバランス」を武器にしているので、高額なNVIDIA製GPUを買わずに済むなら、FSR 4の価値は十分にあるかもしれませんね。
コスパ最強?AMDの新GPUは買いなのか
FSR 4の性能が向上したことで、AMDの新しいGPU「Radeon RX 9070シリーズ」に注目が集まっています。気になるのは、「結局このGPU、買うべきなの?」というところですよね。
まず、価格が魅力的です。RX 9070 XTは599ドル(約87,000円)というお手頃な値段で、4Kゲーミングにも対応。ライバルのNVIDIA RTX 5000シリーズは品薄&高価格という状況なので、現実的な選択肢としてAMDの新GPUはかなり魅力的です。
ただし、注意点もあります。FSR 4は今のところRDNA 4アーキテクチャ専用なので、旧モデルのAMD GPUでは使えません。一方、NVIDIAのDLSS 4は、RTXシリーズなら幅広いモデルで使えるため、その点ではNVIDIAの方が汎用性が高いです。
それでも、FSR 4の進化とコスパの良さを考えれば、ミドルレンジ帯ではAMDが優勢かもしれません。特に「そこまでハイエンド性能は求めないけど、快適に4Kゲームを楽しみたい!」という人には、RX 9070シリーズはピッタリの選択肢になりそうですね。
RTX 5000シリーズが値下がりするまで待つのもアリですが、待っている間にゲームを快適に楽しめないのはもったいない。今すぐ安定した環境で遊びたいなら、AMDの新GPUを検討する価値は十分にありそうです。
Source:techradar