え、またNVIDIA?と思わずツッコミたくなるニュースが飛び込んできました。
なんと、最新グラフィックボード「GeForce RTX 5080」に、兄弟モデルの5090や5070 Tiと同じく“ROP不足”問題が見つかったのです。
これにより、性能が公表値よりも少し低くなるケースがあるとか…。
ユーザーからは「え、これ不良品なの?」と困惑の声も。果たしてNVIDIAの対応はどうなるのでしょうか?

なにが起きた?RTX 5080に潜む“足りないパーツ”問題

最新のゲーミングPCを狙っている人にとって、NVIDIAの「GeForce RTX 5080」は待ちに待った存在だったはずです。ところが、ここにきて「え、マジで?」と思わず声が出るトラブルが発覚しました。それは、グラフィックカード内の「ROP(ラスタオペレーションユニット)」が、公式スペックより少ない場合があるという問題です。本来なら112基あるはずのROPが、なんと104基しかなかったという報告がユーザーから上がったんです。これって、ゲームでいきなり画質が落ちる…なんてことはありませんが、グラフィック処理の一部がちょっと遅くなる原因にはなりえます。

今回の問題は、あるRedditユーザーが自分のRTX 5080を確認したところから発覚しました。最初は「ドライバの問題?」と思ったそうですが、再インストールしても結果は変わらず。GPU診断ツールで確認したら、やっぱりROPの数が足りない…。これ、まるでケーキを買ったのにイチゴが乗ってない!みたいなショックです。NVIDIAとしては「超レアケース」としていますが、5090や5070 Tiでも同じ問題が確認されているので、購入を考えている人はちょっと気になりますよね。

一体なぜこんなことが起きたのか…。原因は工場での生産時に設定ミスがあったようです。GPUの構成は基本的に工場で決まっていて、パートナー企業が勝手に変えられるものではありません。つまり、NVIDIAが“うっかり”間違った設定で出荷しちゃったということ。これはさすがに見逃せません。でも安心してください。今のところ、影響を受けたカードは全体の0.5%未満。とはいえ、「それ自分のカードじゃないよね…?」と疑う気持ちはよくわかります!

パフォーマンスへの影響は?気になる実測値とユーザーの声

「ROPが足りない」と聞くと、なんだか大問題のように思えますよね。でも、実際のパフォーマンスにはどれくらい影響があるのでしょうか?NVIDIAによると、影響はごくわずかで、グラフィック性能の低下は平均で約4%とのこと。これ、実際のゲームプレイでは「え?そんなに?」って思うくらい気づきにくいレベルです。特に、AI処理や演算処理には影響がないので、クリエイティブ作業をする人にとってはほぼ無問題。でも、FPSを1フレームでも落としたくないガチゲーマーにとっては、やっぱり気になる話ですよね。

実際、ネット上では「思ったより軽症でホッとした」という声もあれば、「高いお金出してるんだから完璧を求めたい!」という声もチラホラ。特にベンチマーク好きな人たちからは、「これで自慢のスコアが下がったらイヤだな…」という悲鳴が上がっています。ちなみに、実測値では一部のテストで最大12%の性能低下が見られたことも。4%は平均値なので、使うソフトやゲームによっては「おや?」と思う場面があるかもしれません。

それでも、普段のゲームや動画視聴にはほぼ影響がないとのこと。友達とオンライン対戦していても「なんか自分だけ負けやすい?」と感じたら、それは腕前の問題かも…なんてね。とはいえ、ハイエンドGPUを買う人って“性能に妥協しない派”が多いので、この小さな差が大きな問題に感じるのもわかります。買ったばかりで心配な人は、ツールでチェックしてみるのもアリですよ!

NVIDIAの対応は?交換方法と今後の見通し

では、この問題が発覚したユーザーはどうすればいいのでしょうか?NVIDIAは公式に「影響を受けたカードは交換可能」と発表しています。もし自分のRTX 5080が該当する場合は、購入したメーカーに連絡すれば、新しいカードと交換してもらえるとのこと。面倒くさいと思うかもしれませんが、高額な買い物ですし、安心して使うためには手間を惜しまない方がいいですよね。

交換の手順は意外とシンプルです。まずはGPU診断ツールでROPの数を確認。104基しかない場合は、メーカーのサポートに連絡して症状を伝えます。その後、購入証明書やシリアル番号の提出を求められるので、レシートやメールを準備しておきましょう。早ければ1〜2週間で交換品が届くようです。ただ、「交換ってめんどくさそう…」と二の足を踏んでいる人も多い様子。ネット上では「性能にそこまで影響ないし、このまま使う」という声もあれば、「せっかくのハイエンドGPU、妥協はできない!」と即交換を選んだ人もいます。

ちなみにNVIDIAは、今回の問題について「すでに生産ラインの修正は完了している」とコメントしています。つまり、今後出荷されるカードでは同じトラブルが起きにくくなるはずです。それでも、「また何かあるんじゃ…?」と心配になる気持ち、よーくわかります。今回のような問題が繰り返されないよう、NVIDIAにはしっかりしてほしいところですよね。せっかく高いお金を払って買うんですから、「やっぱり買ってよかった!」と思える製品であってほしいものです。

Source:tom’sHARDWARE