RTX 5090の在庫がまさかの「大量確保」!? 最近まで品薄すぎて幻のグラボ状態だったのに、来月にはガッツリ補充されるとのウワサが浮上しています。

どうやら、NVIDIAのデータセンター向けチップ「GB200」が思ったより売れず、その余剰分がゲーマー向けの「RTX 5090」に回されることになったとか。まさかの在庫復活に、転売ヤーは泣き崩れそうです。

でも、気になるのは「価格」。在庫が増えれば安くなるのか、それとも需要がまだまだ高くて値上がりするのか? さあ、どうなるRTX 5090!

RTX 5090の在庫が急増!その理由とは?

RTX 5090がようやく手に入りやすくなりそうです! これまで発売直後に即完売、転売価格が高騰し、ゲーマーの間で「幻のグラボ」と化していましたが、ついに大量入荷の兆しが見えてきました。その理由は意外なところにありました。

今回の在庫増加のカギを握るのは、NVIDIAのデータセンター向けチップ「GB200」です。これが予想以上に売れず、製造元であるTSMCの余剰チップが発生。この余ったチップをRTX 5090向けの「GB202」に転用することで、在庫不足が解消されることになったのです。つまり、データセンター市場の不調が、ゲーマーにとっては朗報になったというわけですね。

さらに、MSIやGigabyte、ZotacといったNVIDIAのパートナー企業も、大量のRTX 5090を確保する予定とのこと。これまで一部の業者が抱えていた在庫の流れが正常化し、多くの店舗で手に入れやすくなると期待されています。「今買えなかったら、次はいつになるかわからない…」という不安が、ついに解消されるかもしれません。

とはいえ、大量入荷の情報が広まると、またしても転売ヤーたちが狙ってくる可能性もあります。過去の例を見ても、人気商品はすぐに買い占められることがあるので、発売タイミングには要注意です。

これでRTX 5090がようやく適正価格で買えるようになるのか、それとも再び争奪戦が繰り広げられるのか…。次に気になるのは「価格」の動向です!

価格は下がる?それともさらに高騰?

RTX 5090の在庫が増えるのは嬉しいニュースですが、ここで気になるのが「価格はどうなるの?」という点です。通常、在庫が潤沢になれば価格は落ち着くはずですが、今回はそう単純な話ではないようです。

まず、現在のRTX 5090の価格は公式発表の1,999ドルを大きく上回り、3,400ドル以上で販売されるケースも出ています。特にカスタムモデルは、メーカーによる価格調整や供給の問題でさらに高騰している状況です。このまま価格が下がるのか、それとも今の高値が維持されるのかは、次のポイントにかかっています。

一つ目のポイントは「本当に在庫が増えるのか?」ということ。リーク情報によると「大量に供給される」とのことですが、それがどの程度の規模なのかは不明です。もし供給が一時的なものだった場合、需要の高さに押されて価格は下がらず、むしろ再び高騰する可能性もあります。

もう一つのポイントは「転売ヤーの動き」です。もし彼らが「在庫が余る」と判断すれば、一気に売り抜けに走り、価格は落ち着くでしょう。しかし、「まだまだ高く売れる」と考えれば、買い占めが続き、値下がりを阻む可能性もあります。

また、RTX 5090だけでなく、RTX 5080や5070 Tiなどの50シリーズのラインナップも市場に出始めています。これらの新モデルが出そろうことで、ハイエンドモデルの価格が自然と調整されることも考えられます。

「今買うのが正解なのか、それとも待つべきか?」ゲーマーにとっては悩ましい状況ですが、少なくとも在庫不足による極端な価格上昇は、ひとまず収まりそうです。あとは、この新しい供給がどこまで市場に影響を与えるのか、もう少し様子を見る必要がありそうですね。

次世代GPU戦争、今後の展開はどうなる?

RTX 5090の在庫問題が落ち着きそうな中、次に気になるのは「これからのGPU業界はどうなるの?」という点です。NVIDIAの動向はもちろん、ライバルAMDやIntelの戦略も、今後のGPU市場に大きな影響を与えそうです。

まず、NVIDIAはRTX 50シリーズのラインナップを拡充しており、RTX 5070 Tiが2月20日に発売予定。さらに、RTX 5080や5070の供給も安定しつつあります。これにより、ハイエンドからミドルレンジまで幅広い選択肢が増え、価格のバランスが取れやすくなるでしょう。

一方で、AMDも次世代GPU「Radeon RX 8000シリーズ」の準備を進めています。まだ詳細は明らかになっていませんが、コストパフォーマンスの高さを武器に、NVIDIAに対抗する形になりそうです。特にレイトレーシング性能やAI処理能力の強化が期待されており、「AMDならではの強み」が活かされた製品が登場するかもしれません。

また、意外と侮れないのがIntelの動きです。現在はエントリークラスの「Arcシリーズ」が中心ですが、今後はハイエンド市場にも参入する可能性が取り沙汰されています。もしIntelが本格的に競争に加われば、価格競争が加速し、消費者にとっては嬉しい展開になるかもしれません。

さらに、AI技術の発展もGPU市場に影響を与える要素の一つです。現在、NVIDIAのGB200シリーズがデータセンター向けに展開されていますが、今後はゲーマー向けにもAIを活用した新機能が組み込まれる可能性があります。例えば、DLSSの進化版や、AIによる自動最適化機能などが登場すれば、より快適なゲーム体験が期待できます。

このように、GPU業界はますます競争が激化し、選択肢が増えていくことになりそうです。RTX 5090が買いやすくなるのは嬉しいですが、今後の展開次第では、さらに魅力的な製品が登場するかもしれません。あなたなら、今すぐ買いますか? それとも次世代を待ちますか?

Source:tom’s guide