AMDのエントリーレベルRyzen 9000シリーズが待てど暮らせど登場しなくて、PC自作ファンはソワソワしています。手頃な価格でパワフルなチップを求める人にとって、今の市場はちょっとツラい状況ですよね。
「昔はもっと安くて楽しかったのに!」なんて声もチラホラ。夢のようなスペックを妄想しながら、今か今かと発表を待つ日々…あなたも同じ気持ちじゃありませんか?
なぜ待たされる?Ryzen 9000シリーズのエントリーモデル事情

「そろそろ出るはず!」と思っていたAMDのエントリーレベルRyzen 9000シリーズですが、どうやらまだまだ先の話になりそうです。上位モデルはすでに市場に登場しているのに、肝心のリーズナブルな3シリーズや5シリーズはどこへやら。PC自作ファンとしては、財布にやさしいチップを心待ちにしているのに、これでは肩透かしですよね。特にRyzen 3のような入門向けモデルは、コスパ重視のゲーマーやライトユーザーにとって救世主のはず。それがずっと登場しないとなると、「AMDさん、一体どうしたの?」とツッコミたくなるのも無理はありません。
実は、このエントリーモデルの空白は2020年のRyzen 3 3300X以来ずっと続いています。あの時は手ごろな価格でパフォーマンスも良く、初めての自作PCにピッタリでした。しかし今では、似たような価格帯の製品が見当たらず、選択肢が限られています。AMDがなぜこのクラスのチップを後回しにしているのか…理由のひとつは製造コストの問題です。トランジスタがどんどん小さくなり、最新技術を詰め込むほど作るのが大変になるのはわかります。でも、それを理由に手頃なモデルを放置されると困っちゃいますよね。
さらに、市場の動向も影響しています。競合のIntelはエントリーモデルでも積極的にラインアップを充実させているのに対し、AMDはハイエンド寄りにシフト中。もちろんハイスペックも魅力的ですが、「全部が高性能で高価格」じゃ手が出しにくいんです!結局、PC自作を始めたばかりの人や、予算に限りがあるユーザーが取り残されてしまう状況になっています。AMDにはぜひ、この“空白のゾーン”を埋める一手を早く打ってほしいものです。待っているのは、ただ性能オタクだけじゃありません。PCを楽しく、手軽に楽しみたいみんななんですから!
高まるPC自作のハードル!価格上昇にユーザーは困惑
最近、PCを自作しようとすると「え、こんなに高かったっけ?」と驚くことが増えましたよね。CPUやマザーボード、メモリ…気づけばどれもこれも値上がりしていて、かつては手軽だったPC自作が、今や“ちょっとした贅沢”になっています。特にエントリーモデルが少ない今、初心者や学生が「初めての自作に挑戦!」なんて気軽に言えなくなっているのは寂しい限りです。だって、CPUとマザーボードだけで軽く500ドル以上なんて、懐が泣いてしまいますよね。
この価格上昇にはいくつか理由があります。まず、世界的なインフレの影響。過去10年で物価が約40%も上がったのに、平均的な収入はその半分程度しか増えていないんですから、財布が追いつかないのも当然です。さらに、関税や流通コストの増加がPCパーツにも直撃。結果として、かつては「安くてパワフル!」が売りだった自作PCも、今や「お金がかかる趣味」へと変わりつつあります。悲しいことに、この流れはユーザーだけでなく、PC業界全体にも悪影響を及ぼしています。高価格が続けば、新しいユーザーが減り、市場が縮小してしまう可能性もあるんです。
それに拍車をかけているのが、豪華すぎる装飾品たち。RGBライティングがキラキラ光るPCケースや、椅子より高いゲーミングチェアなど、もはや“必要以上のオシャレ”が当たり前に。もちろん、光るPCはかっこいいですが、「まずは中身でしょ!」とツッコミたくなるのは私だけじゃないはず。それでも、多くの人が「せっかくだから…」とオプションに手を出し、気づけば予算オーバー。これ、まるでファストフードでついついポテトを追加してしまう現象と同じですよね。
だからこそ、AMDのエントリーモデル復活が求められているわけです。安くても十分な性能を持つCPUがあれば、多くの人が再び自作PCに手を伸ばせるはず。だって、PC作りって本来はワクワクする楽しい体験なんですから!「高いから諦める」なんて声を聞くたびに、なんだか切なくなっちゃいますよね。
もしも夢の「Ryzen 3 9300X」が登場したら…?
さて、ここからはちょっと妄想タイム!もしもAMDが夢のようなエントリーモデル「Ryzen 3 9300X」を出してくれたらどうでしょう?例えば、4コア8スレッド、ベースクロック3.5GHzにブースト時は5.0GHz、キャッシュ32MB、消費電力もお手頃な65W。そして価格はなんと150ドル!こんなスペックのCPUが現実に出たら、きっとPC自作界は大盛り上がり間違いなしです。コストを抑えるために内蔵グラフィックを省略したとしても、それで十分。「必要なものだけあればいい!」というシンプル派の人にとっては、まさに理想形でしょう。
このチップが登場すれば、特に初めての自作に挑戦する人たちにとっては大きな助けになります。だって、無理して高価なモデルを買わずに済むし、その分浮いたお金でちょっといいグラボを選ぶも良し、余った予算でゲームを買うも良し!「お金の余裕は心の余裕」なんて言いますが、まさにそれ。予算が抑えられれば、PC作りがもっと気軽で楽しいものになりますよね。
さらに、この価格帯が充実すれば、競合のIntelやNVIDIAにもいい意味での刺激になるはず。価格競争が活発になれば、ユーザーにとってはまさに“いいことづくし”です。今のところ、Intelはエントリー向けに積極的ですが、AMDファンとしては「負けてられないでしょ!」と声をかけたくなりますよね。
もちろん、現実はそう甘くありません。製造コストの高騰や、企業の利益確保も考えれば、この“夢のCPU”がすぐに現実になるとは限りません。でも、こうやって妄想するのもPC自作の楽しみのひとつ!「もしも」を考えているうちに、新しいパーツの発売が待ち遠しくなってきますよね。さて、AMDさん、私たちのこのワクワクを裏切らないでくれることを願うばかりです!
Source:techradar