マイクロソフトがWindows版Outlookに新しいセキュリティ機能を追加します!その名も「2クリックビュー」。
暗号化されたメールを開くには、2回の確認クリックが必要になるんです。つまり、うっかりミスや悪意あるアクセスを防げるってことですね。
この機能は4月から本格的に導入予定。さらに、モバイル版Outlookにも新機能が追加されるとか…?さっそく詳しく見ていきましょう!
4月から導入!新機能「2クリックビュー」とは?

Outlookの暗号化メールが、さらにガッチリ守られる時代がやってきます!そのカギを握るのが、新機能「2クリックビュー」です。
この機能が導入されると、暗号化メールを開くときに「本当に開きますか?」と確認のクリックを求められるようになります。つまり、誤って開いてしまうことを防ぎ、より確実に本人だけがアクセスできる仕組みになるんです。
Microsoftの公式発表によると、この新機能は2025年4月から本格的に導入予定とのこと。企業の管理者(IT部門の人たち)が設定することで、組織内のすべての暗号化メールに適用できるようになります。これまで以上にメールのセキュリティを高める手段として期待されています。
「え、たった2回クリックするだけ?」と思うかもしれませんが、実はこのワンクッションがかなり大事なんです。最近は「フィッシングメール」などのサイバー攻撃が増えていて、うっかり開いてしまったが最後、個人情報や会社の機密データが流出することも。そうならないためにも、「2クリックビュー」はとても有効な対策になりそうですね。
ちなみに、この機能は強制ではなく、企業ごとに設定できる仕組みになっています。だから「うちは必要ないかな」という場合はオフにしておくことも可能。逆に「絶対にセキュリティを強化したい!」という企業は、すぐに導入できるわけですね。
これからOutlookを使う人は、この新機能がいつの間にか有効になっているかもしれません。メールを開く前に「もう1回クリックしてね」と言われたら、「あ、これが噂の2クリックビューか!」と、ちょっとニヤッとしてしまいそうです。
暗号化メールのセキュリティがさらに強化される理由
暗号化メールって、もう安全なんじゃないの?と思うかもしれませんが、実はそうとも言い切れません。最近のサイバー犯罪はどんどん進化していて、「暗号化されているから安心」という考え方だけでは通用しなくなっています。
たとえば、メールの受信者がうっかりフィッシング詐欺に引っかかってしまった場合、暗号化されたメールでも簡単に情報が抜き取られる可能性があります。また、端末自体が乗っ取られてしまったら、暗号化メールも関係なく読まれてしまいますよね。
そこで登場したのが、今回の「2クリックビュー」です。この機能は「間違って開かないようにする」だけでなく、「確実に正しい人が開いているかを確認する」という意味でも重要な役割を果たします。
たとえば、万が一パソコンを誰かに使われてしまったとしても、この2回目のクリックをすることで、「いや、それ開くのはやめとこう」と気づけるわけです。つまり、物理的なセキュリティ対策にもなるということですね。
また、企業や個人の情報流出を防ぐために、多くのIT企業が多層的なセキュリティ対策を導入し始めています。たとえば、二段階認証(2FA)や、生体認証などの仕組みを活用することで、不正アクセスのリスクを減らす動きが広がっています。
今回の「2クリックビュー」も、こうした流れのひとつといえます。「メールを開く=簡単に情報が見られる」という従来の仕組みを少し変えて、より安全なやり方を提供しようとしているんですね。
もちろん、完璧なセキュリティ対策というのは存在しませんが、少なくとも「うっかり開いてしまった!」というミスを減らすことはできます。小さな工夫が、大きな被害を防ぐことにつながるかもしれません。
これからは、「なんでもワンクリックで済ませる時代」から「安全のためにもう1クリックする時代」へと変わっていくのかもしれませんね。
モバイル版Outlookにも便利な新機能が追加!
Windows版Outlookだけでなく、モバイル版にも新しい機能が追加されることが発表されました。その機能とは…「配信確認」と「開封確認」です!
つまり、送ったメールがちゃんと相手に届いたのか、さらには読まれたのかどうかを確認できるようになるんです。これはビジネスメールを使う人にとって、かなり便利な機能ですよね。
たとえば、重要な資料を送ったのに「ちゃんと届いてる?」と不安になったこと、ありませんか?これまでは相手が返信してくれるまでドキドキしながら待つしかありませんでした。でも、この新機能を使えば、「おっ、ちゃんと相手に届いた!」とか「よし、読んでくれたな!」とリアルタイムで確認できるわけです。
特にビジネスシーンでは、「送ったのに見てもらえてない!」というトラブルが意外と多いもの。開封確認があれば、「あれ、まだ読んでないっぽいな」と気づいて、リマインドの連絡を入れることもできますよね。
もちろん、プライベートでも役立ちます。「この前送ったメール、読んでくれた?」と友達に聞くのも気まずいですが、これがあれば確認する手間も省けます。ただし、既読スルーがバレるので、その点はご注意を(笑)。
Microsoftによると、この機能はAndroidとiOSの両方で利用可能になる予定とのこと。これからは、スマホのOutlookアプリをもっと便利に使えそうですね!
というわけで、Windows版のセキュリティ強化だけでなく、モバイル版もどんどん進化中。ますます便利になるOutlook、今後のアップデートにも注目です!
Source:windowsreport