ある日突然、旧macOSを使っている人たちがApp Storeにログインできなくなりました。ログインできないと、買ったアプリも開けないというトラブルが発生し、ユーザーは大混乱。

「もしかしてAppleが古いmacOSを切り捨てたの?」という不安の声も上がる中、ついに復旧。しかし、原因は謎のまま。Appleは一体何をしたのでしょうか?

旧macOSユーザーに衝撃!App Storeに突然ログイン不可

旧バージョンのmacOSを使っているユーザーたちが、ある日突然App Storeにログインできなくなるというトラブルに見舞われました。「えっ、なんで?」と困惑する声が続出し、ネット上は大混乱。

ログインできないだけならまだしも、購入済みのアプリが開けなくなるケースも相次ぎました。普段使っているアプリが急に動かなくなり、再ログインを求められるものの、そもそもログインができないという悪循環に。「Apple IDのパスワードを間違えたかと思って何度も入力したけどダメだった…」と、多くのユーザーが手詰まり状態に陥りました。

この問題は特にmacOS 10.14 Mojave(2018年リリース)以前のバージョンで発生していたようです。最新のmacOS 10.15 Catalina以降では問題なくログインできていたため、「Appleが旧バージョンのApp Storeサポートを突然終了したのでは?」という憶測まで飛び交いました。

また、ログインできないことでアプリの更新も滞り、セキュリティリスクが高まる懸念も出ていました。一部のユーザーは「もしかしてMac買い替えろっていうAppleのメッセージ?」と冗談交じりに嘆くなど、対応を求める声が高まっていました。

果たして、この問題は単なるバグなのか、それともAppleの意図的な措置だったのか…?

「買ったアプリが使えない!」ユーザーからの悲鳴続出

今回の障害で最も大きな影響を受けたのが、App Storeで購入したアプリが突然使えなくなったことです。ログインできないだけならまだしも、「今まで普通に使っていたアプリが開けない!」という事態に多くのユーザーが困惑しました。

App Storeで購入したアプリは、定期的にAppleの認証サーバーと通信し、正規の購入品であることを確認する仕組みになっています。しかし、今回の障害でログイン認証ができなくなったため、一部のアプリが「お前、本当にこのアプリ買ったの?」と疑うかのように起動を拒否。特に有料アプリやサブスクリプション系のソフトが影響を受け、仕事で使っていた人たちは大きな打撃を受けました。

SNSでは「プレゼン資料を作ろうと思ったのに、アプリが開かない…終わった…」という悲鳴や、「Appleにお金払ってるのに、なんでこんな仕打ちを受けるんだ!」という怒りの声も多数上がっていました。

さらに、一部のユーザーは「ログアウトして再ログインすれば直るかも」と試みるも、そもそも再ログインができないため、完全に詰んでしまう状況に。「Macの買い替え時か?」と諦めムードになる人もいましたが、問題は数日後にひっそりと解決。しかし、Appleはこの問題について何の説明もしていません。

この沈黙に「いやいや、一言くらい説明してよ!」と突っ込むユーザーも多く、Appleの対応にはモヤモヤが残りました。

Appleの対応は?復旧の背景と今後のリスク

この問題が発生してから1週間以上が経過し、多くのユーザーが「どうなってるの?」と不安を抱える中、ようやくApp Storeにログインできるようになりました。「復旧したのはいいけど、結局原因は何だったの?」と疑問の声が上がるのも当然です。

Appleは今回の件について公式な発表をしておらず、何が問題だったのか、どうやって修正したのかは明らかになっていません。しかし、エンジニアの間では「App Storeの証明書が変更されたことが影響したのでは?」という推測が飛び交っています。Appleは1月末にApp Storeの証明書を更新しており、それが旧バージョンのmacOSとの互換性に問題を引き起こした可能性があるようです。

また、一部のAppleサポート担当者は「旧macOSのApp Storeサポートが終了した」と説明していたとの情報もあり、「Appleは本当にサポートを切るつもりだったのでは?」と勘ぐる声もあります。もし本当に旧バージョンのサポートを打ち切るとなると、今回のような問題は今後も起こる可能性が高いです。

特に、古いmacOSを使い続けている人は要注意。サポートが終了すれば、セキュリティリスクが増し、最悪の場合、大切なデータが守れなくなる可能性もあります。「そろそろ新しいMacに買い替えた方がいいのかな…」と考えた人も多いのではないでしょうか。

今回の一件で、多くのユーザーがAppleのサポート方針について改めて考えさせられました。これからも旧macOSで安心してApp Storeを使えるのか、それともいずれ「もうサポートしません」と突然言われるのか…。Appleの動向から目が離せません。

Source:heise online