インテルがモバイルワールドコングレス2025で、ビジネスPC向けの「最強プロセッサー」を発表しました!その名も「Core Ultra(シリーズ2)」。

特に注目なのは、新たにvPro対応モデルが増えたこと。企業向けPCの管理性やセキュリティが一段と強化され、バッテリーも最大20時間持つとか。これって、本当に「最強」なの?

ライバルのAMDやQualcommと比べてどうなのか、そして私たちのPCは買い替えるべきなのか?最新情報をチェックしてみましょう!

新Core Ultra、何がすごい? ~AI時代のビジネスPCが変わる~

インテルが発表した新しい「Core Ultra(シリーズ2)」、これが今ビジネスPC界隈で話題になっています。何がそんなにすごいのかというと、一言でいえば「AI時代にピッタリな性能を持っている」ということです。

まず、AIを活用するための専用チップ「NPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)」を搭載しているのが大きなポイントです。これにより、AIを活用した業務アプリやツールの処理がサクサク動くようになり、作業効率がグンと上がります。例えば、AIを使ったデータ分析や翻訳、画像編集などがよりスムーズに行えるわけです。

さらに、今回のCore Ultraは、インテルの企業向けPCブランド「vPro」に対応したモデルが増えたのもポイントです。vPro搭載PCは、セキュリティが強化されていて、IT管理者がリモートでメンテナンスできる機能も備えています。会社で使うPCとしては、かなり頼もしい仕様になっていますね。

そして何より嬉しいのが、バッテリーの持ち時間です。新しい「Core Ultra 200Vシリーズ」では、なんと最大20時間のバッテリー駆動が可能だとか。出張先やカフェで仕事をするとき、充電の心配をせずに作業できるのはありがたいですよね。

パフォーマンスもかなり向上しています。インテルの発表によると、前世代のCore Ultraよりも約1.29倍高速になっているそうです。さらに、4年前のCore i7-1185G7と比べると、なんと2.42倍の性能アップ!こう聞くと、「もう古いPCには戻れないかも…?」という気持ちになりますね。

AI時代にふさわしい処理能力と、長時間バッテリー、そして強化されたセキュリティ。これだけの要素がそろえば、「最強のビジネスPC用プロセッサー」と呼ばれるのも納得です。

AMD&Qualcommとの勝負の行方 ~バッテリーも性能も本当に上?~

とはいえ、ライバルが黙っているわけがありません。AMDやQualcommの最新プロセッサーと比べて、本当にCore Ultraが「最強」なのか、チェックしてみましょう。

まず性能面では、インテルの発表によると、Core Ultra 7 265HはAMDの「Ryzen AI 7 PRO 360」やQualcommの「Snapdragon X Elite」と比べても優位に立っているとのことです。特に、Geekbench 6.3というベンチマークテストでは、Core Ultra 7 265HがAMDやQualcommの最新チップよりも高いスコアを記録しています。ただし、これはあくまでインテル側の発表なので、実際の使用感は今後の実機レビューを待ちたいところですね。

次に、バッテリーの持ち時間。これはQualcommのSnapdragonシリーズが圧倒的に強いことで有名ですが、インテルもついに「20時間駆動可能」とアピールしてきました。特にCore Ultra 200Vシリーズは、ARM系プロセッサーに匹敵する省電力性能を実現しているとのこと。これが本当なら、インテルのノートPCも「1日中充電なしで使える」時代に突入するかもしれません。

また、インテルの強みは「互換性」にあります。AMDやQualcommのチップは、それぞれの最適化が必要になることが多いですが、インテルのCore Ultraシリーズは、従来のWindowsアプリとの相性が抜群。企業で使う業務ソフトも、安心して動かせる可能性が高いのがポイントですね。

とはいえ、AMDも「Ryzen AI」を搭載し、AI処理能力を強化したプロセッサーを展開中ですし、QualcommもSnapdragon Xシリーズで独自の強みを押し出しています。どれがベストかは、結局「何を重視するか」によるかもしれません。

インテルのCore Ultraは、バッテリー持ちやAI処理能力で進化を遂げたものの、実際に市場でどう評価されるのかはこれから。今後のテスト結果や実際のユーザーの声をチェックしていきたいですね。

あなたのPCは買い替え時? ~150以上の新モデルが続々登場~

「今のPC、ちょっと動きが遅い…」「バッテリーがすぐ切れる…」そんなお悩みがあるなら、そろそろ買い替えを考えてもいいかもしれません。というのも、インテルの新しいCore Ultraシリーズを搭載したPCが、150機種以上も登場する予定なんです!

Acer、ASUS、Dell、HP、Lenovo、そしてMicrosoftといった大手メーカーから、続々と新モデルが発売されるとのこと。つまり、選択肢が豊富なので、自分の使い方にピッタリ合う1台を見つけやすくなるんです。

「でも、買い替えって本当に必要?」と迷う気持ちも分かります。まずは、自分のPCのスペックを確認してみましょう。もし4年以上前のPCを使っているなら、新しいCore Ultra搭載PCにするだけで、処理速度が2倍以上アップする可能性があります。特にビジネス用途なら、作業スピードが速くなるだけで、ストレスがグッと減るはずです。

また、最近のPCはAI機能を活用できるのも大きな魅力。たとえば、会議の議事録を自動で作成したり、動画編集をサクッとこなしたりと、できることがどんどん増えています。新しいPCなら、こうした最新の便利機能をフル活用できるわけですね。

さらに、バッテリー持ちの良さも買い替えの決め手のひとつ。今のPCで「充電器がないと不安…」と感じるなら、Core Ultra 200Vシリーズの「最大20時間駆動」は魅力的なポイント。コンセントを探すストレスから解放されるかもしれません。

結局のところ、新しいPCにするかどうかは、自分の使い方次第。でも、「PCが遅い」「バッテリーがすぐ切れる」といった不満があるなら、今が買い替え時かもしれません。最新モデルの情報をチェックしながら、自分にピッタリの1台を見つけましょう!

Source:Windows Central