最近のノートPCって、どんどん薄くて軽くなってるよね。でも、DynabookとNECはあえてその流れに逆らい、「光学ドライブ搭載ノートPC」を発売しちゃったんです。
「え? まだブルーレイとかDVD使うの?」って思ったそこのあなた、実は意外と需要があるんですよ。ビジネス用途や映画鑑賞はもちろん、手持ちのディスクを処理したい人にとっては救世主かも!?
しかも、スペックは最新のIntel 13世代やRyzen 7搭載モデルもあって、パフォーマンス面でも抜かりなし。これは…意外とアリなのでは!?
「まだ光学ドライブ使うの?」→ でも実は便利なんです!
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最近のノートPCはどんどん薄型軽量になっていて、DVDやブルーレイを挿し込むスロットすらなくなっていますよね。「そもそも光学ドライブなんて今さら必要?」と思う人もいるかもしれません。でも、意外とまだまだ出番があるんです!
例えば、映画やアニメのブルーレイコレクションを持っている人。サブスクで配信されていない作品って結構ありますよね。昔買ったDVDをもう一度見たいと思っても、最近のノートPCでは再生できなくて困った…なんて経験、ありませんか? そんなとき、光学ドライブ搭載のPCがあれば、懐かしの名作をすぐに楽しめます。
それから、ビジネスシーンでもまだまだ需要があります。企業の研修動画やデータのバックアップ、契約書類の保管など、ディスクを活用する場面は意外と多いんです。特に官公庁や教育機関では、今でも光学メディアが使われることが珍しくありません。
さらに、古いパソコンのデータを移行したいときにも便利。昔のPCに保存していた大切な写真や書類が、外付けHDDにもクラウドにも残っていない! そんなとき、古いディスクが読み込めるPCがあれば、データを救出できる可能性が高まります。
「でも、USBメモリやクラウドがあればいいじゃん!」という意見ももっともです。ただ、USBはなくしやすいし、クラウドはアカウント管理が面倒なことも。光学ディスクなら、保存しておくだけで半永久的にデータを守れるので、意外と安心感があるんですよね。
つまり、光学ドライブは「絶対必要!」とまでは言わないけど、「あると助かる場面が結構ある」という存在。DynabookやNECがこの機能を搭載したノートPCを出してきたのは、そうした隠れた需要に応えた結果なのかもしれませんね。
Dynabook & NECが挑む”物理メディアの逆襲”
時代はクラウド全盛期、動画も音楽もストリーミングが主流。でも、DynabookとNECは「いやいや、まだ物理メディアの時代は終わってない!」とばかりに、光学ドライブを搭載したノートPCを発表しました。
まずDynabookの「Tシリーズ」。このシリーズの中でも「T9/Y」モデルはブルーレイドライブを搭載していて、映像作品の高画質再生が可能です。他のモデルもDVDマルチドライブを備えているので、懐かしのディスクもバッチリ楽しめます。しかも、16インチの大画面&高解像度ディスプレイなので、映画鑑賞にはピッタリです。
一方、NECの「Lavie N16」シリーズも光学ドライブ搭載。ただし、こちらはブルーレイではなく、DVDスーパーマルチドライブのみ。でも、その分価格が抑えられていて、手軽に使えるのが魅力です。特に「N1675/JA」はAMD Ryzen 7を搭載し、高い処理性能も兼ね備えています。
この2社がわざわざ光学ドライブ付きノートを開発した理由、それは「実はまだまだ需要があるから」。日本国内では特に、ビジネス用途やアーカイブ目的でDVDやブルーレイを活用する場面が少なくありません。また、映画やアニメ、音楽のコレクターたちにとっても、ディスク再生ができるPCは重宝されるんです。
とはいえ、これが「主流」に戻るとは考えにくいのも事実。市場の大半は、より薄くて軽いノートPCを求めています。でも、そんな中であえて光学ドライブを残したモデルを出すことで、「特定のニーズに応えるPC」として存在感を放とうとしているのかもしれませんね。
最新スペック×レトロ感!? どんな人にオススメ?
さて、光学ドライブを搭載したDynabook TシリーズとNEC Lavie N16ですが、どんな人にピッタリなのでしょうか? ズバリ、以下のような人たちにオススメです!
まずは「ディスクをまだまだ活用している人」。映画やアニメのコレクションを楽しみたい人、仕事でDVDを使う人、昔のPCのデータを救出したい人には最適です。特にDynabook T9/Yならブルーレイにも対応しているので、高画質の映像作品を楽しむにはうってつけ。
次に「パワフルなノートPCが欲しい人」。TシリーズはIntel Core i7-1360P搭載のモデルもあり、Lavie N16にはRyzen 7を積んだモデルもあります。どちらも16GB以上のメモリを選べるので、動画編集やマルチタスク作業にも対応可能。光学ドライブの有無に関係なく、スペック重視の人にも魅力的な選択肢になります。
そして「クラシックなスタイルが好きな人」。最近のノートPCはどれも薄型化していて、USBポートすら削られることも珍しくありません。でも、これらのPCは光学ドライブだけでなく、USB Type-Aや有線LANポートもしっかり完備。昔ながらの使い勝手を大事にしたい人にはピッタリです。
もちろん、軽さや持ち運びやすさを重視するなら、他の選択肢も考えたほうがいいでしょう。でも、「やっぱり光学ドライブが欲しい!」という人にとっては、これ以上ないほど魅力的なモデルなのは間違いありません。
2025年になっても、まだまだ「物理メディアは終わってない!」。そんなメッセージを込めて登場したこの2つのシリーズ、あなたも一度チェックしてみては?
Source:techradar