Firefoxといえば「プライバシーを守るブラウザ」として有名ですが、今回の規約変更でそのイメージが大きく揺らいでいます。
Mozillaが発表した新しい利用規約には、ユーザーが入力したデータを「非独占的、ロイヤリティフリー」で利用できるという一文が追加され、多くのユーザーが激怒。さらに、以前のFAQにあった「Mozillaはユーザーデータを売らない」という断言も削除され、疑惑は深まるばかりです。
果たしてMozillaの釈明は納得できるものなのか?それとも、Firefoxユーザーの信頼は完全に失われてしまうのか?詳しく見ていきましょう!
ユーザー大炎上!Mozillaの新規約に隠された“気になる一文”とは?

Firefoxといえば、プライバシー重視のブラウザとして多くのユーザーに愛されてきました。でも今回の規約変更で、その信頼が大きく揺らいでしまいました。Mozillaが発表した新しい利用規約には、なんと「ユーザーが入力したデータを非独占的かつロイヤリティフリーで利用できる」と書かれていたのです。これを見たユーザーたちは、「え、つまり俺たちのデータ、Mozillaが自由に使えるってこと?」と大パニック。
さらに、Mozillaはこの変更を発表した直後、FAQページの「Firefoxはユーザーデータを売らない」という文言を削除。これが火に油を注ぎました。「今までは『売らない』って断言してたのに、なんでわざわざ消したの?」と、疑問を抱くのも当然ですよね。ユーザーの間では「これって要するに、データを売る準備してるってこと?」という声が飛び交い、SNSでも大炎上しました。
Mozilla側は、「いやいや、そんなつもりじゃないんです!誤解しないで!」とすぐに釈明。でも、「誤解を招いた」っていう言い方って、責任を認めていない感じがしてモヤモヤしませんか?ユーザーの多くも、「誤解とかじゃなくて、書いてあることが問題なんだけど?」と納得できず。結局、「データを本当に守る気があるの?」という疑念は消えないまま、炎上は続いています。
信頼を大切にしてきたFirefoxですが、今回の件で「プライバシーにこだわるなら、もう使えないかも」と思うユーザーも増えています。さて、Mozillaはこのピンチをどう乗り切るのでしょうか?
「データ売るの⁉」変更されたFAQの文言に潜む意味
Firefoxの公式サイトには、以前こんな一文がありました。「Firefoxはユーザーデータを売りません。」シンプルだけど、ユーザーにとっては安心できる言葉でした。ところが、今回の規約変更と同時に、この一文が削除されてしまったのです。
「売らないって明言してたのに、なぜ消した?」と疑問を抱くのは当然のこと。まるで「今までは売ってなかったけど、これからは…?」と勘ぐってしまうような流れです。MozillaのVP(副社長)は「”売る”という言葉の定義が国によって違うから削除した」と説明しましたが、これがまた微妙な言い回し。「じゃあ、国によっては”売る”に当たるようなことをするつもり?」と、さらに不信感を抱かせる結果になりました。
特に、今は多くの企業がAI開発に力を入れている時代。AIの進化には大量のデータが必要です。そこで「FirefoxもAI事業に参入するためにデータ収集を強化しようとしてるのでは?」という憶測まで飛び交う始末。確かに、新しいCEOがAIと広告ビジネスへの参入を宣言していたことを考えると、この説もあながち間違いではないのかもしれません。
結局、Mozillaが「ユーザーデータをどう扱うのか」は曖昧なまま。言葉を変えただけで、実際の方針は変わっていないのか、それとも本当に何かが変わったのか…。この疑問が解消されない限り、Firefoxユーザーの不安は続きそうですね。
Mozillaの釈明は火に油?Firefoxユーザーの信頼は戻るのか
今回の炎上を受けて、Mozillaは「誤解を招いた」として説明を行いました。「いやいや、そんなこと言ってません!ユーザーデータを勝手に使うつもりはないんです!」と、慌てて火消しに走ったわけです。でも、この釈明が逆に火に油を注いでしまいました。
Mozillaの説明によると、「基本的なブラウザ機能を提供するために、入力されたデータを一時的に処理する必要があるだけで、それ以上のことはしません」とのこと。でも、ユーザーからすれば「じゃあなんで規約をわざわざ変更したの?」という話ですよね。しかも、「非独占的かつロイヤリティフリーで利用する」なんて、一般の人が見たら「え、それって自由に使うってこと?」と不安になるのも無理はありません。
そして、FAQの「データを売らない」という一文が消えた件についても、「”売る”の定義が曖昧だから削除した」と釈明しました。でも、ユーザーの多くは「言葉の問題じゃなくて、方針の問題なんだけど?」と納得できず。結果的に、「誤解を招いた」という言い訳が、より一層の不信感を生んでしまったのです。
今回の件で、「Firefoxはもう信用できない」と感じたユーザーは少なくありません。SNSでも「もう別のブラウザに乗り換える!」という声が増えており、Mozillaにとっては大きな痛手となりそうです。果たして、Firefoxはこの信頼の危機を乗り越えられるのでしょうか?それとも、「プライバシーを守るブラウザ」の座を失ってしまうのでしょうか?今後の動きに注目です!
Source:Windows Central