Qualcommが次世代プロセッサ「Snapdragon X2」を開発中らしいですよ!しかも、なんと18コア搭載とのウワサ。

従来のSnapdragon X Eliteが12コアだったので、これは大幅な進化。さらに、システム全体を1つのパッケージにまとめる新技術「SiP」も採用予定で、性能向上が期待されています。

これが本当なら、PC業界の勢力図が変わるかも?IntelとAMDの独壇場だった市場に、Qualcommが本気で殴り込みをかける日が来るかもしれませんね!

Snapdragon X2って何がスゴいの?

Qualcommが開発中のSnapdragon X2、何がそんなにスゴいのか気になりますよね?今回の目玉は「Oryon V3 CPUコアを18基搭載」というぶっ飛んだスペックです!これまでのSnapdragon X Eliteは12コアでしたが、そこから一気に6コア増えて、パワーアップが期待されています。

でも、「コア数が増えたからって、そんなに変わるの?」と思う人もいるかもしれません。でも、実際のところ、コアが増えることで処理能力が向上し、特にマルチタスクがスムーズになるんですよ。例えば、動画編集しながらゲームをしたり、何十個もタブを開いてブラウジングしても、サクサク動く可能性が高いというわけです。

さらに、Snapdragon X2は「SiP(システム・イン・パッケージ)」という技術を採用すると言われています。これは、CPUだけじゃなくメモリやストレージも1つのパッケージにまとめることで、データのやりとりが高速化し、省電力性能もアップする仕組みです。「え、それってスマホみたいな設計じゃない?」と思ったあなた、正解です!実は、Snapdragon X2はPC向けなのに、スマホ的な効率の良さも取り入れているんですよ。

この新しい構造によって、特にシングルスレッドとマルチスレッドの処理がどちらもパワーアップすると言われています。つまり、普段使いの軽い作業も爆速になりつつ、クリエイティブな作業やプログラミングなどの重いタスクもこなせる万能CPUになりそうなんです。

これまでARMベースのPC向けプロセッサは、Windowsアプリとの相性がいまいちだったり、ゲーミング性能が微妙だったりしましたが、Snapdragon X2はそれを覆す存在になるかもしれません。これは、期待せざるを得ませんね!

18コア搭載でIntel&AMDに挑戦!

これまでPC市場といえば、IntelとAMDの2強状態でした。でも、ここに割って入ろうとしているのがQualcommのSnapdragon X2です。

「18コアも積んで、そんなに戦えるの?」と思うかもしれませんが、Snapdragon X2は従来のARM系CPUとは一味違うんです。これまでのSnapdragon X Eliteは12コアでしたが、それでもIntelのCore i7やAMDのRyzen 7と比べるとちょっと力不足感がありました。でも、今回は18コア!単純にコア数だけで見ても、かなりの強化が施されています。

しかも、X2は単なるコア増強だけでなく、効率的なアーキテクチャも採用しています。特にマルチスレッド性能の向上が期待されていて、動画編集や3Dレンダリングといったヘビーな作業でも戦える可能性が高いんです。これまでは「ARM系CPUは省電力だけどパワー不足」というイメージがありましたが、Snapdragon X2はその常識を変えようとしているわけですね。

さらに、噂では48GBのSK Hynix製RAMや1TBのSSDをワンパッケージにする設計になっているとのこと。つまり、メモリやストレージとのデータ転送が爆速になり、処理速度が一気に向上する可能性があるんです。「パソコンの中身、全部まとめて最適化しちゃえば最強じゃね?」という発想ですね。これはかなり画期的です。

とはいえ、IntelやAMDも黙ってはいません。特にゲーミング性能ではまだまだ分が悪いと言われています。やはり、Windows向けのゲームは長年x86アーキテクチャを前提に作られてきたので、完全に同じ土俵で戦うのは難しいのが現状。でも、もしSnapdragon X2がしっかり最適化されれば、「ゲーミングPCはIntelかAMD」なんていう常識が覆る日が来るかもしれません。

デスクトップ市場への進出もアリ?今後の展望

これまでQualcommのPC向けプロセッサといえば、主にノートPC向けでした。でも、今回のSnapdragon X2はどうやらデスクトップ市場にも進出する可能性があるみたいです。

なぜそう思われているのかというと、QualcommがSC8480XPという試作チップをオールインワンの液冷システムと組み合わせてテストしているという情報が出ているからです。普通、ノートPC用のチップは空冷(ファンのみ)で十分ですが、わざわざ液冷で冷やすということは、かなりハイパワーな仕様を想定している可能性が高いんですよね。

もし本当にデスクトップ向けのSnapdragon X2が登場するなら、これはPC市場の大きな転換点になるかもしれません。というのも、これまでARM系CPUは「ノートPCやタブレット向け」というイメージが強かったので、デスクトップ市場に参入するのはかなりの挑戦です。でも、SiP技術による高速化や省電力性能を活かせれば、新しいジャンルのPCが生まれるかもしれません。

例えば、「小型だけどハイパワーなデスクトップPC」とか、「静音でエコな高性能PC」といった製品が出てくる可能性もあります。特に最近は、省エネ志向の人も増えているので、こうした新しいタイプのデスクトップPCには需要がありそうですよね。

ただし、気になるのは互換性の問題です。デスクトップPC向けのソフトウェアやゲームは、基本的にx86アーキテクチャで作られているので、Snapdragon X2がどこまで最適化できるかがカギになりそうです。Windows向けのARM版アプリがもっと充実すれば、Qualcommのデスクトップ市場進出も現実味を帯びてくるでしょう。

今後、IntelやAMDに追いつくには、まだ時間がかかるかもしれませんが、Qualcommが本気でPC市場に参入するなら、面白い戦いになりそうですね!

Source:windowsreport