Appleが次世代M5チップの量産を開始したと噂されています!今回のM5は、TSMCの最新3nm技術(N3Pプロセス)を採用し、パフォーマンス向上が期待されているんです。
さらに、高性能モデルにはチップレット技術を使うとの情報も。これにより、発熱を抑えつつ処理速度をアップさせる狙いがあるみたいですね。
ただし、すぐにM5搭載のMacやiPadが登場するわけではなさそう。AppleはM4シリーズをまだ売り出したばかりなので、新モデルの発表はもう少し先になりそうです!
AppleのM5チップ、ついに量産スタート?
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Appleが次世代M5チップの量産を開始したとの噂が広がっています!この情報は韓国のETNewsが報じたもので、AppleがTSMCの最新3nm技術「N3Pプロセス」を採用したチップを生産しているとのことです。
M5は、MacBookやiPad Pro向けの新しいプロセッサとして開発されているとみられ、ラインナップには「M5」「M5 Pro」「M5 Max」「M5 Ultra」などの上位モデルも登場する可能性があるとか。Appleはまだ公式に発表していませんが、すでに大量生産に入っているなら、次世代Macの発売も現実味を帯びてきますね。
ただし、今回の情報はまだ噂レベルなので注意が必要です。Appleはこれまで新チップの開発に関してかなり秘密主義でしたし、実際の製品に搭載されるまでのスケジュールも明確にはなっていません。とはいえ、M5が本当に量産されているなら、2025年にはM5搭載モデルが登場するかもしれませんね。
Appleファンとしてはワクワクする話ですが、「これって本当なの?」と少し疑いながら続報を待ちたいところです。
進化した3nmプロセスで性能アップ!
今回のM5チップは、TSMCの「N3Pプロセス」を採用すると言われています。これは、従来の3nm技術よりも性能が向上し、消費電力を抑えながら動作できるというものです。
具体的には、同じ電力で動作させた場合、約4%の性能向上が見込めるとのこと。逆に、同じ性能なら約9%の電力削減が可能になるらしいです。数字だけ聞くと小さな変化に思えるかもしれませんが、ノートPCやタブレットにとって省電力化はかなり大きなメリット。バッテリー持ちが良くなれば、長時間の作業も快適になりますよね。
また、M5の高性能モデル(M5 Pro、M5 Max、M5 Ultra)には、チップレット技術と2.5Dパッケージングが採用されるとの情報もあります。これにより、CPUとGPUを分離し、熱をうまく逃がしながらパフォーマンスを向上させる仕組みになっているようです。これは、最近のIntelやAMDが採用しているアプローチと似ていて、Appleもより効率的な設計にシフトしているのかもしれませんね。
パワーアップしたM5チップがどれほどの性能を発揮するのか、実際のベンチマークが待ち遠しいですね!
でも…M5搭載製品の登場はまだ先?
M5チップが量産開始されたとしても、M5搭載のMacやiPadがすぐに登場するわけではなさそうです。というのも、Appleはつい最近M4シリーズの製品を発表したばかりなんですよね。
例えば、M4を搭載したiPad Proは2024年に登場したばかりで、まだ市場に出回り始めたばかり。このタイミングですぐにM5モデルを投入すると、M4の立場が微妙になってしまいます。Appleとしても、一定期間M4製品を売り続けたいはずなので、M5搭載の新製品はもう少し待つことになりそうです。
さらに、高性能モデルのM5 ProやM5 Max、M5 Ultraは、一般的なM5よりも生産に時間がかかる可能性が高いです。特にチップレット技術を活用する場合、歩留まり(製造成功率)の問題もあり、大量生産が安定するまでに時間がかかることが予想されます。
とはいえ、Appleは毎年秋に新製品を発表する傾向があるので、2025年にはM5搭載のMacやiPadが発表されるかもしれません。それまではM4の活躍を楽しみつつ、M5のさらなる情報を待ちましょう!
Source:tom’sHARDWARE