AMDの次世代CPU「Zen 6」のリーク情報が飛び出しました!今回話題になっているのは、「Medusa Ridge」と「Medusa Point」と呼ばれる新チップ。

最大24コア・48スレッドという圧倒的なスペックに加え、内蔵GPUが「もう外付けグラボいらないんじゃ?」と言われるほどの進化を遂げる可能性があるとのこと。

PCゲーマーもクリエイターもワクワクが止まらないこの最新情報、詳しくチェックしていきましょう!

AMDの新CPU「Zen 6」、何が変わる?

AMDの次世代CPU「Zen 6」の情報がついにリークされました!今回の注目ポイントは、これまでのZenシリーズと比べてどれだけ進化しているのか、という点です。デスクトップ向けの「Medusa Ridge」とノートPC向けの「Medusa Point」の2種類が登場する予定で、それぞれ大幅な性能向上が期待されています。

まず、Zen 6は現行の「Zen 5」アーキテクチャをさらに改良し、最大24コア・48スレッドという驚異的なスペックを実現すると言われています。これにより、マルチタスク処理や動画編集、ゲームプレイなど、あらゆる用途でのパフォーマンス向上が見込まれます。しかも、AM5ソケットを引き続き採用するため、現行のマザーボードをそのまま使える可能性が高いのも嬉しいポイントですね。

さらに、製造プロセスはTSMCの最新ノードを使用すると報じられており、これがどの程度の省電力化やクロック向上につながるのかも気になるところです。特にノートPC向けのMedusa Pointは、省電力性能と高性能を両立したAPUになる可能性があり、ゲーミングノートの未来が変わるかもしれません。

そして、今回のZen 6では内蔵GPUの強化も大きな話題です。AMDの新世代グラフィックスアーキテクチャ「RDNA 5」または「UDNA」を採用し、これまでの内蔵GPUとは一線を画すパフォーマンスを発揮すると言われています。これがどの程度の性能を持つのか、実際のベンチマークが待ち遠しいですね。

AMDはここ数年、CPU市場でインテルと熾烈な競争を繰り広げていますが、このZen 6の登場で再び大きな波を起こしそうです。デスクトップPCでもノートPCでも、次世代のパフォーマンスを求めるなら、この新CPUをチェックしておいて損はありません!

24コア&48スレッドの怪物スペック!

今回リークされたZen 6の最大の特徴、それは「最大24コア・48スレッド」という驚異的なスペックです。AMDは、1つのCPUパッケージ内に12コアの「CCD」と呼ばれるチップを2つ搭載し、合計で24コアを実現するとのこと。これは、まさにモンスター級の性能ですね。

この超ハイスペックにより、マルチタスク性能は飛躍的に向上すると考えられます。例えば、動画編集や3Dレンダリングのような重たい作業もサクサクこなせるはず。さらに、ゲーム配信をしながら高画質でプレイする、といった負荷の高い作業も余裕でこなせるでしょう。まさにクリエイターやゲーマーにとって夢のようなCPUになりそうです。

しかも、このZen 6は現行のAM5ソケットを採用しているため、既存のマザーボードと互換性がある可能性が高いのもポイントです。これなら、わざわざ新しいマザーボードを買わずに済むので、アップグレードのハードルも低くなりますね。ただし、最大24コアの性能をフルに引き出すには、高性能な電源や冷却システムが必要になるかもしれません。

また、TSMCの最新プロセスノードを採用することで、消費電力と発熱を抑えながらも、高クロックでの動作が期待できます。これにより、従来の高性能CPUにありがちだった「発熱問題」や「爆食い電力」の心配も少なくなりそうです。AMDがどこまでこのバランスを取るのか、今後の続報が楽しみですね。

高性能なデスクトップPCを求めるユーザーにとって、Zen 6の24コア&48スレッドはまさに魅力的な選択肢になりそうです。今後、どのような実測データが出てくるのか、引き続き注目していきましょう!

「もうGPUいらない?」驚異の内蔵グラフィック性能

Zen 6のリーク情報で、もう一つの大きな話題となっているのが内蔵GPUの強化です。これまで「内蔵グラフィック=最低限の性能」というイメージが強かったですが、Zen 6ではその概念が覆されるかもしれません。

なんと、AMDはZen 6に「RDNA 5」または「UDNA」といった新世代のグラフィックアーキテクチャを搭載する可能性があるとのこと。これにより、従来のエントリークラスのグラフィックボードと同等、もしくはそれ以上の性能を発揮するかもしれません。リーク情報によると、Zen 6の内蔵GPUはNVIDIAの「GeForce RTX 3050 Laptop GPU」に匹敵する性能を持つ可能性があるとか。

これが本当なら、「もう外付けのGPUいらなくない?」という話にもなりそうですね。特に、1080pでのゲームプレイを考えている人にとっては、わざわざ別途グラフィックボードを購入しなくても快適なゲーム環境を手に入れられるかもしれません。

さらに、ノートPC向けの「Medusa Point」では、内蔵GPUの強化に加えて「NPU(ニューラルプロセッシングユニット)」も搭載される可能性があります。これにより、AIを活用した画像処理や動画編集の速度が飛躍的に向上するかもしれません。これが実現すれば、クリエイター向けのノートPCも大幅に進化しそうですね。

もちろん、外付けGPUと完全に同じ性能というわけにはいかないでしょう。しかし、省スペースで高性能なPCを求める人にとって、Zen 6の内蔵GPUはかなり魅力的な選択肢になりそうです。AMDがどこまで本気を出してくるのか、続報が待ちきれません!

Source:TweakTown